アルファビル
 
 

■ウィーンとブラチスラバ(オーストリア・スロバキア) 2014年12月23日-30日

*1日目(12/23)
成田空港から12時間かけてウィーンへ。


▲機内ではなにをするでもなく、iPodを聴きながらこの画面を見て過ごした。途中3時間位は寝た。
エコノミーの座席で12時間ってどんなものかと思ったけどそんなにつらくなかった。青春18切符で12時間かけて京都に行くのと似ている。

▲ウィーン空港駅のホームにて。電車でウィーンミッテ駅へ向かう。券売機での切符の買い方がよく分からずちょっと困った。
うしろに見える黄緑の電車は空港から市街へ15分ほどで行ける特急列車。それには乗らず、25分ほどかかる普通列車で行く。

▲ホテルでチェックインを済ませてから夕飯を食べにとりあえず外へ。

▲18時位でもかなり夜更けっぽい。

▲クリスマス休暇で閉まっている店が多くて、なんとか開いている老舗の店でウィンナーシュニッツェルを食べた。シュニッツェルが大きくてデザートを食べる余裕はない。ストマックがfullなのでと言ってデザートはスキップさせてもらう。前菜2種とシュニッツェルとグラスワインだけで80ユーロ。12000円か・・。初日からちょっとびくつく。
隣りのテーブルはロンドンから来た観光客で、写真撮影を頼まれたのが縁で少しだけ喋った。やっぱり咄嗟に英語が出てこなくてなにか言おうとすると「アー、アー」となる。彼らは「大阪に行ったことがある。複雑な電車に混乱した」とのことだった。

食後、夜道を散歩しながらホテルに戻って、一日目終了。
今朝 起床してから24時間たっていたのでくたくた。


*2日目(12/24)
ウィーンの朝。7時半位にやっと明るくなり始めて夜が明ける。

▲路面電車に乗ってウィーン市庁舎前のクリスマスマーケットを見に行く。 72時間有効のパス(ウィーンカード)を買ったので、3日間電車やバスは自由に乗れる。

▲路面電車を降りる。建物がどれも似ている。高さがあるので路地が暗い。

▲見かける車はベンツとシトロエンが多かった。ほかにもSAABとかFIATとか。日本車もトヨタ・ホンダ・日産・スズキ・ダイハツ・三菱などいろいろ走っていて面白かった。

▲クリスマスマーケットの会場。ちょうど朝10時で開店が始まるところ。

▲焼き菓子の店。クッキーがたくさん。

▲チョコの店。3.5ユーロ(525円)。

▲プレッツェルの店。顔より大きいぐらい。道行く人々はこれをそのまま食べ歩きしていた。一人で一個食べきれるのだろうか。ほかにもホットドッグが5ユーロ(750円)位だった。なんでも大きくて高い。

▲オーナメントの店

▲グリューワイン(スパイス入りのホットの赤ワイン)を飲んだ。マグカップ付きで5ユーロ位(750円)。甘口で美味しい。

▲クリスマスマーケットから隣のウィーン大学をちょっと見て、路面電車で移動。

▲路面電車。かなり頻繁に来るのでそれほど待たずに乗れる。 美術史博物館に向かう。

▲美術史博物館。華美な上野の国立博物館みたいな感じ。柱の横の壁画がクリムトだった。

▲館内のカフェ。吹き抜けから下の階まで見える。

▲美術史博物館のあと、近くにある近代美術館(mumok)へ。こちらは人少なめ。

▲コジマ・フォン・ボニン(COSIMA VON BONIN)という人の展示が面白かった。スケボーに乗った貝。

▲なんとなく東京都現代美術館に似た雰囲気。

▲コルビュジエのサヴォア邸の模型もあった。大学時代、コルビュジエ建築の授業を半年受けたよ。

▲美術館のあと、ふらふらと散歩。ケルントナー通りとその周辺。

▲銀座っぽい。マクドナルドとかスターバックスとかバーガーキングなどあり。
クリスマスイブなので6時頃までにはファーストフードを含むほとんどが閉店し始めていた。日本の大晦日の感じ。
晩御飯をどうしようか考えて、偶然見かけたファミレスっぽい店に入った。観光客むけじゃなくて地元の人のための店のようだったけど、ワインと料理数品で45ユーロ(6750円)。ウィーン、物価が高い。

▲食後、ふらふらしつつ路面電車の乗り場へ歩く。馬車が通る

▲カフェモーツアルト

▲路面電車を降りてから、店がない暗めの通りを歩いて帰った。ひっそりしてるけどこれでもまだ夜19時頃。観光客の多い場所以外は結構寂しい。

クリスマスだからホテルでワインでも飲もうかと思ったけど、スーパーなどほとんどすべての店が午後14時には閉まっていたので食料品は何も入手できず。ポットでお湯を沸かして紅茶を飲んで、ウィーンのテレビ(クリスマスの特番いろいろ)を見て過ごした。


*3日目(12/25)
今日は地下鉄に乗って出かける。

▲電光掲示板がかっこいい。

▲シェーンブルン宮殿へ。最寄り駅で降りたのに、入口が遠い。曇り空でかなり寒い。

▲到着。朝10時なのにかなりの人がいた。中国の団体客多め。

▲宮殿内を見学している最中に雨が降り出していた。

宮殿はどの部屋も応接セット(ソファーとテーブル)ばかりだった。ここで暮らすのは大変そうだと思う。

小雨なので広大な庭園は館内から眺めるだけにして、路面電車でウィーン中心部に戻った。

▲シュテファン寺院に到着。

▲すごい数の観光客の流れに乗って前に進む。
ちょうど祭壇の前まで来た頃、礼拝が始める時間になったので近くの空いている椅子に座ったらそのまま礼拝に参加することになった。(礼拝中は門が閉められて観光客は締め出される)
地元の人にまぎれて1時間近く話を聴いたり讃美歌を歌ったり。

▲礼拝が終わって出口へ

▲寺院の周り

カフェザッハーでザッハトルテを食べてから美術館へ。


▲アルベルティーナ美術館に入った。近代絵画が充実していて面白かった。京橋のブリジストン美術館に似た雰囲気。


▲シニャックの点描って刺繍みたいで好きだ。

▲カンディンスキー。柔らかい感じと色が良い。

▲ジャコメッティを真正面から撮る。

美術館のあと、電車でプラーター公園(遊園地)に移動。

▲『第三の男』に出た観覧車。

▲これだけ乗った。観覧車からの眺め。結構高い。

▲新しい観覧車もあった。個室ではなくてカゴのような乗り物。落ちそうで怖い。

▲優雅そうな乗り物。椅子のロープが長いので遠心力がすごそう。

▲動いているところを見てびっくり。絶叫マシンと化す。なかなか乱暴な動きをする。

▲タワーがあるので近づいてみる。光が高速で回転している。空から絶叫が聞こえる・・。

▲こちらもシンプルな乗り物だった。体の無防備な感じがすごい。しかも上がったり下がったりでかなり長時間回り続けていた。

▲帰りの駅のホーム。

ここで現地の少年に話しかけられた。家人に対して「さっき2人組の人があなたのあとをつけていた。財布をなくしていないか確かめたほうが良い」というようなことを言っている。ほほう、これがスリかと思い、「ノーノー、He doesn't have wallet、もともと」と答えた。(実際、家人は根っから財布を持つ習慣がない。いつも現金をすべてポケットに入れる)
最初から財布を持ってないよと家人が説明すると、少年は急いで走り去っていった。

人気のない駅で、二人のアジア人がいると思ってカモにされたんだろうなあ。

4日目以降へ続く