アルファビル
 
 

■上田 2013年7月19日-21日

*1日目
朝9時過ぎの長野新幹線・あさまに乗って上田へ。

▲車窓

▲上田駅周辺を歩いて散策。上田城址公園に行く。真田幸村のコスプレをした若者が案内していた。お城自体はもうないので公園内の山本鼎記念館・上田市立博物館に寄った。シンプルでお洒落な農民美術の木皿が気に入って2枚購入。

柳町通りというエリアを歩く。ここだけ観光地っぽい。千葉の佐原にちょっと似てる。

このあと池波正太郎真田太平記館に立ち寄り(涼もうと思ったけど全然涼しくなかった・・)、お蕎麦を食べて上田駅に戻る。
上田駅でホテルの送迎バスに乗り、標高1500mの高原のホテルに向かう。結構長い道のりで45分位かかった。

▲バスの車窓より。こういう夏の道と自転車、いいねえ。

▲ホテルに到着。風が涼しい。山道の行き止まりにぽつんと建っていて、近隣に住宅・お店などは無い。

▲ホテルの部屋からの眺め。一番左の奥の茶色っぽい山が浅間山。(最初、白根山かと思ってた)

部屋に荷物を置いてから、近隣を散歩する。
「クマ出没注意」の看板がある山の中に、朽ちかけた別荘が何軒か点在していた。

長野県菅平薬草栽培試験地というところ。自由に入って良いので中を歩いた。それにしてもこの辺り、誰一人いない。

▲ハーブのコーナー。

▲結構無造作な感じに植えられている。歩いていると足の周りを蝶・蜂・バッタがたくさん飛んでいく。

▲小石川植物園に似ている。

▲もう月が昇っていた。

▲結局誰ともすれ違わずに貸切状態で散策を終えた。この日の万歩計は16000歩程。

▲夜22時頃のホテル。星を見に外へ出たらすごく寒くてびっくりした。ホテルの人も「ここまで気温が下がるのは珍しい」とのこと。恐らく15℃以下だったと思う。
星は、まあ見えたけど、月の明かりで邪魔されていたのと、あまりの寒さでゆっくり眺められず。10分位で部屋に戻った。


*2日目
2日目はホテル周辺〜四阿山(あずまやさん)の山道を歩く。散歩コースが何通りかあるのだけど、あまり人が通ってないらしく、ぼうぼうに茂ったけもの道も多い。

▲取り壊された別荘らしきもの。

▲千曲川の源流。

▲昼食のためいったんホテルに戻る。レストランでカレーを食べ(何しろほかに店もなにもない)、午後から四阿山へ。
ちなみにここのホテルの庭を歩いていたら、ズザザザッと足元を大きい蛇がすり抜けた。ギャー!と叫んでしまう。

▲うろこ雲が広がっていた。風も涼しくて秋みたい。

▲登山道を目指してクマザサの藪の中を歩く。生い茂っていて道が隠れそう。さっき蛇を見てしまったので、また出るんじゃないかとびくびくして歩く。

▲30分ほどで四阿山への道の分岐点に出た。このパイプの道案内が分かりにくくて、左にも右にも30cmずつぐらい空いている。左に進んだら、道が途中でなくなって行き止まりだった。右に進むのが正解だった。

▲5分ほど歩くと見晴らしの良い道に出る。四阿山の頂上に向かう登山コースと、山並みを横切るコースがあるので、眺めが良さそうな後者を選ぶ。

▲道の両脇は菅平牧場。左に牛、正面の遠くに北アルプスが見える。

▲ズームで北アルプス。雪山がきれい。

▲牧場の牛に声をかけたら寄ってきた。

▲最初は警戒していたけれど、徐々にわらわらと近づいてくる。

▲呼んだくせに、いざ近くまで来られると牛の迫力にたじろぐ。大きいし集団だし、動物園とは違う迫力。

▲重量感と岩のような骨格がすごい。近くで見ると背丈も体長もワゴン車ぐらいに感じた。

▲さらに歩いていくと、別の牛の集団。 こちらをちらちら見ながら、砂埃を上げて走る。

▲警戒しつつも興味津々という感じでこちらをじっと見ていた。

▲四阿山・根子岳、白樺の斜面。

▲日差しは強いけど風が涼しいのでそれほど暑くない。

▲歩き始めて2時間弱で菅平牧場の管理事務所に到着。

ソフトクリームと四阿山バッチと絵葉書を買って、もと来た道を引き返した。帰りは早歩きだったので17時過ぎにホテルに到着。かなり歩いたと思ったのに、万歩計は昨日より少ない13000歩程度だった。

▲19時頃の空。今日はちょっと雲が多めで星はそれほど見られず。


*3日目
3日目はホテルを出て、上田駅からローカル線(別所線)で別所温泉へ。

▲別所線の車窓。上田駅の住宅街を徐々に離れて終点の別所温泉に近づいてくると、田んぼと畑が広がって良い眺め。
ちなみに車両が東急線に似てるなと思っていたら、やはり東急車両のマークが入っていた。

▲終点・別所温泉駅。ほかの駅よりもぐっと観光地らしくなる。

▲別所温泉の駅周辺を2時間弱散策。ここはそれほど標高が高くないので、真昼はかなり暑い。

▲炎天下を歩く。(今日が投票日の参院選のポスター)

▲食堂で名物の馬肉うどんを食べてから、別所温泉駅に戻ってシャトルバスに乗る。本数が少ないのに乗客はほかにいなくて貸切だった。(地方でバスに乗るとたいてい貸切状態で微妙な気持ちになる。なんでこんなに人がいないのか、採算合わないだろうなetc.・・)

▲龍光院というところで降りて、そこからはあじさい小道を歩く。

▲斜面を覆うあじさい。

▲戦没画学生慰霊美術館「無言館」と「無言館第二展示館」に寄る。若くして戦没した画学生の遺作・遺品を集めた美術館。天井まで絵画が貼ってあって壮観だった。やり場のない思いが切実に迫ってくる。

▲山王山公園にて帰りのシャトルバスを待つ。バスで塩田町駅に出て、再び別所線で上田に戻る。

▲帰りの新幹線・あさま、18時過ぎに上田を出た。夕陽を受ける田んぼがきれい。